「いっそのこと自分で好きなパーツ買って、長期休暇で組み立ててみるか~!!」
なんて発想になり、
・予算はOS込みで「15万円」
・よくある側面ガラスでビカビカする物は好きじゃないので「小型でゲーミングらしくない」ケース
・今後もカスタムできるよう「幅広い拡張性」のあるPC
といったテーマで前回(「EraITXで初めての自作PC 1」)はPCを組み立てました。
拡張性のある最上位のマザーボードに850Wゴールド電源、スタイリッシュかつ小型なケースといい感じに仕上がったものの、
15万円といった予算の壁により「Pentium(GPU内蔵)でグラボなし」という、3Dゲームとビデオエンコードには弱いといったデメリットが浮上(わかってはいた)。
グラボの設置やCPUの換装計画が浮上するのですが、予算の都合(と円安で時期が悪い)により西九州新幹線全線開通並みにまだまだ先のお話・・・というわけで
今回はそれ以外の部分改良を行います!(なお制作過程や細かい部分は京急の快特並みにすっ飛ばしています。恐れ入りますが、他の方の記事などをご参照ください。)
前回の写真。
このケースには背面に80mm角ファン(Fractal製)が標準で設置されています。
上部と下部には120mm(140mm)角ファン等をそれぞれ2つずつ追加で設置できるものの、上部は水冷ラジエーター、下部はグラフィックボードを設置する場合にファンの追加が出来ない為、
実質的に背面のこのファンが、ケース内のエアフローを整える役割になるので割と重要なのです。
しかし、このファンは3pin仕様の為、温度に関わらず常に全開の回転数固定ファンになります※間違ってたらすみません。
そこで・・・「うるさくはないものの負荷が低いときはもっと静かに出来るのでは?」、「もし今後グラボを搭載しCPUも換装したら排熱が追い付かないのでは?」
そう考えたので今回は・・・ファンを換装します!
2022/09
今回新たに購入した80mm角ファン「CoolerMaster SICKLEFLOW 80」、価格は約1,400円。
ノクチュア製の物と悩みましたが、「値段が安価な事」、「電源がCoolerMaster」だったのでこちらを選びました。
全体的に黒で統一されている上に、角には防振ゴムが施されていて造りは良い印象です。
仕様として4pinファンになります。温度によってファンの回転数を可変させることが出来る上に、BIOSで静音性重視や効率重視などの設定も可能です。
設置するとこんな感じ。CoolerMasterのロゴがさりげなくて良いですね。
これによって、従来常に1600rpmで回っていた環境が、最低650-最高2500rpmまで可変して回る環境に変わりました。
つまり低負荷時はより静かに、高負荷時はより温度を下げれるようになったのです!(効果があるかはわからんけど)
また高回転時でも耳障りになるような煩さではありませんでした。低回転時に関してはほぼ無音です。
2022/08
また無駄にSSDを購入。
高速データ用ストレージとして「SUMSUNG SSD 980 PRO」、こちらは500GBですが前回のSSDと異なりキャッシュメモリが追加されており、更にはPCIE4.0対応(Gen4)のNVMeSSDとなります。約1万6千円とお高め。
せっかくの4.0対応なマザボを活かしたい!というのもありますが、
「ヒートシンクを取り付けたい(前回は3.0接続で発熱も低いだろうということで、ヒートシンクの吸熱シートを剝がさずに保管していた)」というのが実情で、
マザボの完成形を作りたかったわけなんですよね(?)
ちなみに、前回この部分に取り付けていたSSDは裏面の空きM.2スロットへ移設し、役割も変わらず「システム(C:)ドライブ」として使っています。
今後どう使っていくかは明確に決めていませんが、長めの動画編集やくっそ重い3Dゲーム、更には動画の書き出し先として利用する予定です。前回取り付けたSSDの性能の倍はスペック良いらしいので、ですね。
とはいえ前回のも充分に速いため現状の環境では全く効果が実感できないと思いますが笑
Specifications
ケース : Fractal Design Era ITX Silverケースファン : CoolerMaster SICKLEFLOW 80mm ×1
電 源 : CoolerMaster V SFX Gold 850W
マザーボード : Asrock Z690 Phantom Gaming-ITX/TB4
CPU : Intel Pentium Gold G7400
CPUクーラー : (CPU付属リテールクーラー)
GPU : (CPU内蔵 Intel® UHD Graphics 730)
メモリ : Crucial 16GB DDR5-4800 UDIMM ×1 (空きスロット1)
システム用ストレージ : SAMSUNG SSD 980 (M.2NVMeSSD, 1TB)
高速データ用ストレージ : SAMSUNG SSD 980 PRO (M.2NVMeSSD, 500GB)
通常データ用ストレージ : SEAGATE ST6000DM003 (3.5inchHDD, 6TB)
OS : Windows 10 Home (DSP版)
※太い赤字は、今回において換装(または追加)した部分です。
Other
ファンの換装によって最初と比べてより静かになった"気がします"が、そもそもが静かだったのでSSD含めてあくまで"先行投資的な感じ"になりました。
次回は多分「グラフィックボード」の取付けになると思いますが、円安よ止まってくれ・・・泣
なお、SSD(980PRO)を先に取り付けた後にファンの換装を行っています。記事の構成上で逆になっています。
2023/01/04 記事やタイトルを加筆修正しました。
2022/09/23 記事を公開しました。
コメント