EraITXで自作PC 1

今までは、10年ほど前に導入したSONYのVAIO-F2(主なスペックはCPU[intelCorei5-2450M], GPU[GeforceGTX???], メモリ[8GB], SSD[256GB])を使用してきましたが、

流石にゲームをするにも画像編集するにも重さを感じ、もうそろそろ買い替えかな?と思っいつつ、ふと・・・

「いっそのこと自分で好きなパーツ買って、長期休暇で組み立ててみるかぁ~!!」

なんて発想になり、夏にPC組んでみたので紹介します。



・予算はOS込みで「15万円」
・よくある側面ガラスでビカビカする物は好きじゃないので「小型でゲーミングらしくない」ケース
・今後もカスタムできるよう「幅広い拡張性」のあるPC



をテーマに組んでいます。適当にこの記事を見てもらえると嬉しいです。

なお制作過程や細かい部分は京急の快特並みにすっ飛ばしています。恐れ入りますが、他の方の記事などをご参照ください。





Photo

2022/08/22


マザーボードはITX、Z690チップセットを採用した「Asrock Z690 P.G.-ITX/TB4」を選定。

最上位のITXマザーで"thunderbolt4対応"だったり、"SPDIF出力端子装備"
サイズによって制約の多いITXマザーの中でも拡張性豊富な物になっているのではないでしょうか・・・(本当はASUSのB660チップでリアIO一体のカッコよくコスパも優秀だった「ROG Strix B660-Ⅰ」が欲しかったものの、全国各地品薄状態で手に入らずあきらめざるを得なかったのは内緒です)

このPCでは最も価格が高いパーツで、入手時は約4万5千円でした。



CPUは「Intel Pentium Gold G7400」、第12世代プロセッサーで2コア4スレッドになります。GPU内蔵。

えぇ・・・(困惑)

まあ金銭的事情によるもの・・・と言えば言い訳になりますが笑。1万円弱とi3よりも安い破格のCPU

動画編集や重めの3Dゲームをしなければこれで全然「充分」とは思います。
今まで使っていた第二世代でノートPC版の"i5-2450M"と同じコア(スレッド)数とは言え、全くもって速さが違います。
Windowsアップデートしてるときでももたつくことがないので良いCPUです。

とはいえ内臓GPUはちょっと力不足です笑



メモリは「crucial 16GB DDR5-4800 UDIMM」、最新のDDR5規格メモリで16GBの物を1本差しです。シングルチャネル構成。
DDR5メモリのなかでは1番安価(1万円弱)でシンプルなものになります。速度は4800MHz。



ドライブ用ストレージは「SUMSUNG SSD 980」をチョイス。
マザーボードのM.2スロットに取り付けるNVMeSSDで容量は1TB。PCIe3.0規格とはいえ充分速いSSDです。

10年前は256GBでも何万円してた記憶がありますが、この1TBで1万円前後なので
かなり安くなりましたよね。。。



CPUクーラーは、CPU付属の物を使用。グリスも塗ってある状態なのでポン付けするだけで〇。



パーツを付けたマザーボードはこんな感じです。
なお、M.2にあったヒートシンクは付けてません。(本来は付けるのが〇)

こちらをケースに入れ、電源、ストレージ(HDD)を設置していきます。



ケースの左側面を開けた状態で撮影。

左のファンがケース付属の80cm角ファン(3pin)。右上部のブラケットに付いてるものが(右から)"SFX電源"と"3.5インチHDD"になります。



上部より撮影。

電源とストレージは「1つのブラケットにネジ留め→ケース上部にぶら下げる」形で固定します。

電源はケース後部から来ている内部延長コードへ接続する仕組みになっており、外観では見えないようになっています。

使用している電源は「CoolerMaster V SFX Gold 850W」、ゴールド電源でフルプラグインタイプ(ケーブルが全て別体式)です。
SFXという小型サイズの電源かつ大容量タイプなので高価格ですが、今回セールによって1万5千円弱で購入できました。やったぜ!

3.5インチハードディスクもセール品だった「SEAGATE ST6000DM003」を採用。
容量6TBで1万円切っていたので安く手に入りました。



完成

ケースは「Fractal Design Era ITX (Silver)」ITXマザーボード専用16リッターサイズの小型ケースです。
価格は2万円強と少し高め・・・。

フロントインターフェイスは上から"電源スイッチ", "USB3.1Gen2(TypeC)"×1, "USB3.0"×2, "オーディオジャック"の構成です。

アルミの筐体にウッドのトップパネルを備えた見た目が特徴的。
通気性に関しては悪いものの、穴があいてる箇所やトップパネル部はフィルターを備えているので、メンテナンス性は優れています。


リアはこんな感じです。とてもPentiumとは思えない程リアインターフェイスが充実しています(?)。
今回は付けていませんが、ビデオカードは下の2スロット部分を使う形になります。またケース上部には240mmラジエーターの設置が可能です。

最後に、OSは「Windows 10 Home (DSP版)」を入れました。1発で起動できましたよ!(ドヤ)





Specifications

 ケース : Fractal Design Era ITX (Silver)
 ケースファン : Fractal Design Silent Series R3 80mm ×1 (ケース付属ファン)
 電 源  : CoolerMaster V SFX Gold 850W
 マザーボード : Asrock Z690 Phantom Gaming-ITX/TB4
 CPU : Intel Pentium Gold G7400
 CPUクーラー : (CPU付属リテールクーラー)
 GPU : (CPU内蔵 Intel® UHD Graphics 730)
 メモリ : Crucial 16GB DDR5-4800 UDIMM ×1 (空きスロット1)
 システム用ストレージ : SUMSUNG SSD 980 (M.2NVMeSSD, 1TB)
 データ用ストレージ : SEAGATE ST6000DM003 (3.5inchHDD, 6TB)
 OS : Windows 10 Home (DSP版)





Other

使って1カ月、不具合なく使えています。

最初はWiFi使えなくて焦りましたが、ドライバー入れるのを忘れていただけで問題ありませんでした笑

起動もかなり早く、電源入れて20秒程でデスクトップ画面に着く為快適です。
ストレージも充分ある上に、もし足りなくなっても2.5インチ×2or3.5インチ×1増設できる余裕もあるのでGood。



しかしながら、重い3D処理が苦手なので
タイトルによってはフルHDでも15-20fpsしか出ないなんてことがあります。

今後は「ビデオカード」の取付けや、金銭に余裕があれば高性能なCPUも導入したいと思います。スピーカーも無いので、SPDI/Fを活かしたオーディオ環境も構築したいですね。



とりあえず、冒頭の目標3つは達成出来たよね!(適当)

よし!







2023/01/04 記事やタイトルを加筆修正しました。
2022/09/19 記事を公開しました。

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