Photo
堤体
2022/01/25 - 福岡県京都郡みやこ町
2018年より本格運用が開始された福岡県営最新のダムで、同時期に完成した"五ケ山ダム"と似ています。
形式は重力式コンクリート、ゲートレス式の多目的ダムです。
ダム直下にはダムカード風フォトフレームが設置されてました!逆光ですが・・・
五ケ山ダムと共通している部分は多いですが、一番違う点は常用洪水吐の数です。
五ケ山は1門に対して、こちらは2門設置されています。流入量が多い分、常用洪水吐からの最大放流量を多めに設計しているのでしょうか?
管理所展望デッキより。エレベーター塔が張り出しているのも五ケ山似ですね。
天端
2022/01/28
天端は道路になっていて通行可でした。ただし幅員が狭いので対向車には注意しましょう。
イラストは「桜」に留まる「うぐいす」、そして「紅葉」。
ダムが所在する「みやこ町の花・鳥・木」が描かれています。
天端の右手側建物が選択取水設備、左手側建物が堤体内監査路へ繋がるエレベーター塔です。
選択取水設備
2022/01/25
エレベーター塔
2022/01/25
ダム湖
2022/01/25
ダム湖の名称は不明。
総貯水容量は2870万立方メートル(うち有効貯水容量は2750万立方メートル)を誇り、この貯水には「洪水対策・河川維持ほか・上水道用水(FNW)」の3つの目的があります。
特に洪水対策は力を入れてそうで、自然越流による2門放流はいつしか見てみたいものですね。鳴渕とか五ケ山は1門なので迫力も倍ありそうです。もちろん危険な日(大荒れ)以外でね、、、
下流
2022/01/25
ダム直下の道路は、ダムへ行く道の途中から分岐していてアクセス可能でした。ただし、駐車場は見当たりませんでした。
選択取水設備からの水が河川維持として少量放流(0.570㎥/s, スクリーンショット参照)されてました。
管理所
2022/01/25
平日の0900-1700までの間は、ダムカードの発行(福岡県ダム印張持参の方は記帳)が基本可能です。※パトロール等で不在時および国や県の警報発令時などは対応頂けない場合もあります。
駐車場は10台分程度はありました。(うち来客分は半数程度?)
Specifications
河川名 : 祓川(はらいがわ)水系祓川 [1級河川]
目 的 : FNW (洪水対策,河川維持,上水道用水)
型 式 : G (重力式コンクリートダム)
ゲート : ゲートレス (自然調節方式)
高 さ : 81.3m
長 さ : 339m
総貯水量 : 2870万㎥
ダム湖名 : -
管理者 : 福岡県
本体着工年 : 1974年
完成年 : 2017年
ダムカード : ○(平日のみ0900-1700,公式ダムカード) ※感染症対策で配布してない可能性があります。※福岡県ダム印帳の記帳は管理所で可能です。
ホームページ : 福岡県伊良原ダム
※上記情報は福岡県公式ページおよび日本ダム協会様運営ダム便覧より抜粋。
目 的 : FNW (洪水対策,河川維持,上水道用水)
型 式 : G (重力式コンクリートダム)
ゲート : ゲートレス (自然調節方式)
高 さ : 81.3m
長 さ : 339m
総貯水量 : 2870万㎥
ダム湖名 : -
管理者 : 福岡県
本体着工年 : 1974年
完成年 : 2017年
ダムカード : ○(平日のみ0900-1700,公式ダムカード) ※感染症対策で配布してない可能性があります。※福岡県ダム印帳の記帳は管理所で可能です。
ホームページ : 福岡県伊良原ダム
Location
所在地 : 〒824-0251 福岡県京都郡みやこ町犀川(さいがわ)下伊良原1110※上記情報は福岡県公式ページおよび日本ダム協会様運営ダム便覧より抜粋。
Impression
北九州空港から1時間弱のアクセスで行けるダムで、私は東横インに前泊して朝行きました。
過去に行ったことはあった(下記事)ものの、完成してからは初でした。
前に述べた通り五ケ山に似ていますが、五ケ山ほど山奥にあるわけではなく人里も近いので、北九州の人は親近感が沸きやすいかもしれません。(?)
なおここからます渕ダムまで、更に1時間弱かかるので…ダムカード等をコンプリートされる方は頑張ってくださいね。応援してます。
Archives
建設事務所
2016/02/19
ダム堤体とは少し離れたところ(下流2km程)にあります。ダムカードはこちらで配布しています。
※要ダムに行った証明写真
伊良原ダム工事風景
2016/02/19
多くの写真を撮っていたので一枚一枚の解説を省略しますが伝わるでしょう・・・
ダム建設現場はいいぞ。
それが伝わればいいんです(おい
細かいことを補足すると、ダムは2019年完成予定 (当初は 五ヶ山ダム 同様2017年完成予定だったものの大幅に工事が遅れているためまだ3年かかります) で重力式コンクリートのもので、治水を主とした働きを持ちます。←後ほど今どのあたりまで進んでるかが分かります
建設は五ヶ山ダム同様、"巡航RCD工法"のため、一部の写真を見てもらえばわかると思いますが、ダム堤体を作る部分の上空にケーブルが通っています。
見学台
2016/02/19
本体 (堤体) から少し行った所に見学台なるウッドデッキ部がありました。
ダムカードもらう条件である、「ダムに行った証明写真」もここで建設現場を見下ろすように、綺麗に撮影できます。
手前には駐車場もあるためアクセスに困ることはありません。
※バス等は無理です。ここに行く便がありません。自家用車限定。
さあ、では気になる人もいることでしょうし、ここで肝心のダムの本体を見てみましょう・・・
お ま た せ
王 者 の 風 格
堤体 (1mmも出来ているとは言ってない)
2016/02/19
進捗ダメです
一応下準備までは出来てそうですが本体はまだ手付かずの状況ですねぇ~~~
他のこのダムを知る人が「工事おくれとるばい」っておっしゃるとおり、結構遅れてるっぽいです。
逆にその分かえって楽しみになりますが(
工事関係者事務所
2016/02/19
こちらはダム本体から少し離れた麓にあります。ここから本体現場までは関係者専用のマイクロバスで輸送してるそうです。
このあとは建設事務所へ行きダムカードをゲットしました。
ダムカード
2016/02/19
今行くと、こんな感じの貴重な限定ダムカードがもらえるので是非伊良原へ!!
2022/01/31 参照となるスクリーンショットを追加しました。記事も加筆しています。
2022/01/28 タイトル変更((建設中)を消去)。新規写真やコメント等を追加。
2016/03/19 記事を公開。
コメント