【D-26】(ダム22)[大分]耶馬溪ダム

大分県の玖珠から中津方面に抜けるところにあるのがこのダムです。重力式コンクリートでゲートが多いのが特徴ですかね。

クレストは3門のラジアルゲートが配置されています。



上部中央にあるオリフィスゲートにラジアルゲートを、下部のクレストにもラジアルゲートを使っています。

つまり、どれもラジアルゲートです



ゲート下にはそれに対応する減衰池があり、またオリフィスおよびコンジットは別に減衰池が配置されています。

別々に減衰池を設けるダムは珍しく、ここぐらいにしかなさそうですね。。。なぜ分けたのかは不明です。(もし一体にしたら池が大きくなり、放流方法によっては減衰効果が薄れるからか？と思ったものの、それだと、どのゲートの放流にしろむしろ大きい方が減衰するよな #などと)

これもうわかんねぇな・・・・・



おそらくここから通常時は水が流れています。



やはり2つに分かれてるのが謎でしかない・・・・・左手に見えるのは河川維持放流バルブ室です。




ダム管理所です。訪問したのが祝日だったので一見閉まってるように見え「これダムカードもらえるのか(困惑)」となりましたが、

「安心してください、居てますよ。」

と言わんばかりに管理人の方がいらっしゃいました。なお電話で聞いてみるのが確実です。




2車線になって幅広です。松原ダム並に広いですね。県道かもしれないが調べてません。。。





中央奥の建物は選択取水設備です。




休みかぁぁぁぁぁぁぁぁ～～～い！！！


どうやら 竜門ダム のようには上手くいかなかったようで噴水をみることができませんでした。

なおこの装置の説明は(略)



これも休みかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ～～～～い！！！！！



かなしい

なおこの後ろには休憩のできる公園があり、地元の人が休まれていました。



ダム湖を見渡せます。



ダムの仕様なども記載されています。



「耶馬溪湖」は貯水量2330万立方メートルの水を蓄えることが出来ます。

冬季を除き水上スキーが行われるらしいです。レクレーションが整っているダムは九州だとここぐらいですかね・・・





　- 耶馬溪ダム -
　▼ ダム情報
　　 河川名　　: 山国川水系山移川
　　 目　的　　: FNWIP (治水,河川維持・不定特定用水,上水道水,工業用水,発電)
　　 型　式　　: G (重力式コンクリートダム)
　　 ゲート  　: ゲート調節方式
　　 高　さ  　: 62.0m
　　 長　さ　  : 313.0m
　　総貯水量 　: 2330万立方m
　　ダム湖名 　: 耶馬溪湖 (やばけいこ)
　　 管理者　  : 国土交通省九州地方建設局
　 本体着工年  : 1970年
　　 完成年 　 : 1984年
　 ダムカード  : ◎(900-1700,公式ダムカード)
  ホームページ : 国土交通省耶馬渓ダム
　▼ 所在地
大分県中津市耶馬溪町大島






大分県とはいえ福岡市から下道3時間かかるところにあるこのダムは噴水と水上スキーが魅力ですが残念ながらどちらも堪能できなかったという

また日を改めていくしか・・・(使命感)

意外にも谷にあるなあって印象はなく、むしろ町に近いです。山奥ってほども場所に堤体があるわけではないのでそこまで運転に苦労はしなかったです。

ちなみに駐車場はあまり台数がなかった(20台程度？)ので、満車の日があるかは不明ですがご注意ください。